2022年8月25日更新
このページのもくじ
2022年9月7日午前0時より水際措置が変更となります。
3回ワクチン接種済みの方は陰性証明書の提出が不要になる見込みです。
詳しくは厚生労働省のサイトをご覧ください。
● コロナウィルス陰性検査証明書
日本政府の方針が「検査証明書の様式については特に指定はなく、任意のフォーマットでご用意いただけます」というものになりました。厚労省指定フォーマットの必要はありません。英語で必要な項目が全て満たされていればどの検査機関の証明書でもOKです。
詳しくは厚生労働省のページをご確認ください。
検査証明書はファストトラックに登録することで、入国審査が簡単になります。
MySOS web または MySOS アプリを利用します。 https://www.hco.mhlw.go.jp/
出発空港でのチェックイン手続き時に、ファストトラック登録状況(または必要書類)についてスタッフによるチェックを受けます。不備が見つかると搭乗拒否になるケースもあります。
● 検査証明書取得の注意事項
● 検査スケジュールに余裕を見ましょう
搭乗便の出発72時間以内に実施されたの検査による陰性証明書が必要です。飛行機の遅延が発生することはままあるので、なるべく出発予定に近い日に確実に検査ができ、かつ確実に証明書を受け取ることができるように検査予約のスケジュールを立ててください。(厚労省のQ&Aには、フライトキャンセルや大幅遅延時でも「検体採取日時から 72 時間を超えて 24 時間以内であれば、再度の取得は必要ありません。」とあります。これを超えると再検査になります。)ヘルシンキ首都圏以外の検査拠点の場合、別の都市にある検査施設に検体を送ってからの検査になり結果が出るまで2-3日かかるところもあります。結果が出る時間は必ず確認してください。
● 検査拠点の突然の閉鎖に注意
2022年6月以降、フィンランドからの旅行者の多い国で陰性証明書を入国時に求める国は日本以外にほとんどない状態です。6月はじめにアメリカが陰性証明書を不要にしてから、フィンランド国内では検査所の縮小が始まっています。突然検査受付をしなくなって他の拠点への振替を要請されたというケースも報告されています。最新情報を必ず直接各検査機関のサイトや電話で確認してください。
● 日本の厚生労働省所定のフォーマットの強い推奨が撤廃
以前あった、日本フォーマットの強い推奨は撤廃されました。日本が求める検査方法で行われ、必要な情報が全て記載されていれば英語の証明書で大丈夫です。また日本だけが求めていた必須記載項目(性別/国籍/医師名など)がなくなり、一般的な検査機関の英語の証明書なら全く問題なく認められるようになりました。
● ファストトラック/MySOSwebまたはMySOSアプリを利用した事前登録が強く推奨されています。
以前あった、日本フォーマットの強い推奨は撤廃されましたが、MySOSに陰性証明書を登録して事前審査を受けることが強く推奨されています。
● 任意フォーマットを利用する場合のチェックポイント
厚生労働省のページをご確認ください。
● 内容が間違っていないか確認!
証明書が届いたら、内容が間違っていないかすぐに確認してください!氏名のスペルがパスポートと同じになっている、生年月日があっているかなど。
● 「領事レター」フィンランドでコロナに罹患し回復しているのに陰性証明が取れない場合
原則として日本は陰性証明書のみをもって入国を許可しますが、回復後いつまでたっても検査が陰性にならない場合の救済措置として日本大使館が発行する「領事レター」にて「回復とみなし」帰国する方法があります。すでに回復しているのに陽性になってしまう場合は、以下の日本大使館サイトの情報をお読みいただき、日本大使館に直接ご連絡・ご相談ください。 https://www.fi.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00295.html
● フィンランドでどこで検査を受けるか
本サイトとしては、特段どこかの検査・医療機関を推奨するものではありませんし、それぞれが個人の判断で依頼先を決定していただく他ありませんが、得ている情報については随時列記しますので、判断の参考にしてください。
現在は検査機関の英文の電子証明書だけでも、記入された情報が正しければ日本入国は問題なく可能です。追加料金を支払って日本書式にしてもらう必要はありません。証明書発行料が追加料金になっている場合、日本書式が選べる検査機関もあります。
● Medipulssi(メディプルッシ)
ヘルシンキ Malmi にある独立系医療機関。本ページの更新日現在、Malmiのクリニック(VR/HSL Malmi駅徒歩1分)は旅行者など無症状の方のみを検査対象にしています。このほか感染疑いのある一般人も受け付ける拠点として Itäkeskus Tallinnanaukio (メトロ Itäkeskus 駅 C 出口前) とMessukeskus駐車場 (VR/HSL Pasila駅から徒歩15分。場所はわかりにくい。サイトに徒歩ルートビデオあり) があり全て土日も営業。 要予約。最安値クラス100€で安価に検査サービス・証明書発行が受けられます。旅行者などフィンランドの住民登録IDのない方でもネットだけで予約と支払いが完結し、電話での英語でのやり取りが苦手な方には便利です。午後1時より前に検査を受けた場合同日中に結果を通知するExpressサービス40€あり。支払いは現地カード払いも可能です。希望の方には20€の追加料金で日本書式にも対応しています。
● Aava(アーヴァ)
大手私立医療機関。全国に約20箇所の拠点があります。
ヘルシンキ空港到着ロビーにある拠点に限り予約不要(後述の高速PCRサービスは予約必須)で直接検査を受けられます。PCR検査は189€。 ヘルシンキ中心部(例 Kamppi駅横 https://www.aava.fi/en/locations/aava-helsinki-kamppi/ )含め全国にある他の拠点では全て予約が必要で、ネット予約できるのはフィンランドの住民ID登録がある方のみ。旅行者など住民ID登録のない方の予約は電話のみでの対応です。
ヘルシンキ空港拠点では国内最速と思われる約2時間で結果の出る高速PCRサービスがあります。予約必須。なんらかの都合で緊急に検査結果が必要な場合に使えます。(rapid PCR test + e-certificate 300€)
● Pihlajalinna(ピヒラヤリンナ)Finnair(フィンエアー)提携 https://www.finnair.com/jp-ja/safe-travel-during-coronavirus/coronavirus-testing
全国に拠点のある大手私立医療機関。フィンエアー(フィンランド航空)と提携するコロナ検査です。
PCR検査 フィンエアー搭乗客限定 €93。要予約番号。フィンエアー発券の航空券を持っている人なら最安値。ただし検査縮小で受け付けているヘルシンキの検査拠点限られている可能性があります。電話で確認してください。一般料金€221,70。ネット予約はフィンランドの住民ID登録がある方のみ。旅行者などID登録のない方の予約は電話のみでの対応です。コロナ検査対応拠点リストはフィンランド語のみです https://www.pihlajalinna.fi/ajankohtaista/koronavirus-tietoa-ja-toimintaohjeita/koronatestaus 。
●PR2YOU(ピーアールトゥーユー)
ヘルシンキJätkäsaari(ヤトカサーリ)にある民間検査機関。最安値クラス PCR 99€。英語電子証明書。日本入国で実績あり。トラム8番(8月中は代替バス運行) Saukonpaasi または トラム9番Saukonkatu そば。
● 9Lives(ナインライヴズ)
全国に拠点のある民間検査機関。PCR 100€(ヘルシンキ首都圏や一部主要都市などキャンペーン拠点の場合証明書20€合わせて計120€。ヘルシンキ中央駅横は場所が便利。更新時点でヘルシンキ中央駅横Eliel square /Helsinki City Centre ほか Tikkurila, Espoonlahti, Turku, Tampere Teiskontie, Lahti, Kuopio, Oulu)その他の拠点135€。電子証明書20€。事前にネットで情報登録してから各拠点に直接出向いて検査を受ける方式。時間予約は不要ですが登録は検査の1時間以上前に完了している必要があります。旅行者などフィンランドの住民登録IDのない方でもネットだけで事前登録と支払いが完結します。拠点は上記リンク先ページの上部の Locations メニューから確認してください。本ページ更新時時点では、ヘルシンキ中央駅Elielinaukio 駅西側バスターミナル北側14番15番ホーム前が旅行者にもわかりやすい場所で便利。ヘルシンキ空港にある拠点は早朝から深夜まで営業。事前にメール問い合わせることで日本書式同時発行にも対応(料金は英文電子証明書料金に含まれる)。
● Terveystalo(テルヴェウスタロ)Finnair(フィンエアー)提携
大手私立医療機関。全国に200箇所以上の拠点があります。フィンランド航空と提携しているため、各拠点での検査・証明書発行につき、Finnair Plusメンバーはポイント利用、割引などの特典があります。フィンエアー搭乗客149€、紙の証明書10€。一般客189€、証明書20€。 ネット予約はフィンランドの住民ID登録がある方のみ。旅行者などID登録のない方の予約は電話のみでの対応です。
● Mehiläinen(メヒライネン)
大手私立医療機関。全国に50箇所以上の拠点があります。大人153€。子供129€。 ネット予約はフィンランドの住民ID登録がない場合でもスマホアプリをダウンロードして特殊なコードを受け取ることで可能。電話予約可能。
デジタル庁が開発した Visit Japan Web サービスは、MySOSとほぼ全ての機能が重複しているため日本国籍の方は利用せずOKです。
日本人にとって違うのは1点のみ、税関申告書情報が入力できることですが、これは従来ながらの紙での申告書の方が楽です。
Visit Japan Web サービス
外国籍の方の場合、Visit Japan Webのアカウントを作成した上で、MySOSの手続き後、詳細情報ページにある Visit Japan Web へのデータの引き継ぎリンクを利用すると引き続き登録画面に移れます。引き続き紙の入国カードを使うこともできます。
● フィンランド発行のコロナワクチン接種済み証明書
フィンランドなど外国発行のワクチン証明書類が、入国時接種済み証明書として認められます。
注意! 日本入国に必ず必要な「コロナ検査陰性証明書」と、待機期間短縮希望の場合に必要な「ワクチン接種済み証明書」(厚生労働省では緩和陰性証明の届出と呼んでいます)はそれぞれ別の物です。取得の条件などが違います。ご注意ください。)
フィンランド発行のコロナ証明書取得方法についてはこちら https://covidfijp.wixsite.com/info/post/omakanta-my-kanta-koronapassi
日本入国のための全般的な情報へのリンクはこちら
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